北九州市のリフォーム補助制度

皆様こんにちは。今日から10月です🍁いつも思いますが、1年って本当に早いですね~。

またまた台風も近づいてきています!!大きな被害が出ないといいのですが・・・

皆様、くれぐれも用心してください!!!

 

さて、10月・・・といえば・・・

そう!消費税が10%になりました~~~!「2%」の違いって結構大きいんですよね・・・(^_^;)

 

そんな今日は、意外と知られていない北九州市内の住宅に適用できるリフォーム補助制度についてご紹介したいと思います。

この制度は、北九州市内にある住宅をリフォームする際に一定の要件を満たすことで、市の補助制度だけでなく国や県の補助制度が利用できるというものです。

制度によって適用の要件や募集期間などは様々ですので、各々のお問合せ窓口で確認の上ご活用ください。なお、各制度の予算には限りがあり、募集が終了している場合がありますので予めご了承ください。

 

 

1⃣どなたでも利用できる(年齢などの制限がない)補助制度

①北九州市住宅・建築物耐震改修工事費等補助事業 [北九州市]

昭和56年5月31日以前に建築または工事着手された市内の住宅(いわゆる「旧耐震基準」で建てられた住宅)で、「補助対象となる住宅規模等」に該当する住宅に対し、耐震改修費用などの一部を市が支援(補助)する制度です。※交付申請は、工事契約を行う前にする必要がありますので、事前に市へご相談ください。

補助対象となる住宅規模等は…
(1) 木造住宅 【補助限度額100万円】(地階を除く階数が2以下のもの。)
(2) マンション 【補助限度額 [分譲] 50万円/戸 [賃貸] 30万円/戸】(延べ面積が1,000㎡以上かつ地階を除く階数が3以上の準耐火または耐火建築物のもの。)
※マンションについては、耐震診断に対する補助もありますのでお問合せください。
(3) 耐震シェルター等 【補助限度額15万円/戸】(高齢者等が住む木造戸建て住宅)

詳しくは市ホームページをご覧下さい。→ 北九州市住宅・建築物耐震改修工事費等補助事業 [空き家活用推進室]

②次世代住宅ポイント制度 [国土交通省]

2019年10月の消費税率引上げに備え、良質な住宅ストックの形成に資する住宅投資の喚起を通じて、税率引上げ前後の需要変動の平準化を図るため、税率10%で一定の性能を有する住宅の新築やリフォームを行う者等に対して、様々な商品等と交換できるポイントを国が発行する制度です。

補助対象工事は…
所有者等が施工者に工事を発注して実施する以下のリフォーム工事で、消費税率10%が適用されるもの※1
(1)開口部の断熱改修
(2)外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
(3)エコ住宅設備の設置
(4)バリアフリー改修
(5)耐震改修
(6)家事負担軽減に資する設備の設置
(7)リフォーム瑕疵保険への加入
(8)インスペクションの実施
(9)若者・子育て世帯が行う既存住宅の購入を伴う100万円以上のリフォーム
※1 2019年4月~2020年3月に請負契約・着工し、2019年10月以降に引き渡しを受けたものが対象。
  2018年12月21日~2019年3月31日に請負契約し、着工が2019年10月~2020年3月となるもの(税率8%)も、特例的に対象。

限度額は…
<若者・子育て世帯※2※3>
45万ポイント/戸
ただし既存住宅購入の場合※4は60万ポイント/戸
<その他の世帯>
30万ポイント/戸
ただし安心R住宅購入の場合※4は45万ポイント/戸
※2 若者世帯とは、2018年12月21日時点で40歳未満の世帯。
※3 子育て世帯とは、2018年12月21日時点(又は申請時点)で18歳未満の子を有する世帯。
※4 売買契約締結後3ヶ月以内にリフォーム工事の請負契約を締結する場合に限る。

詳しくは国土交通省ホームページをご覧下さい。→ 次世代住宅ポイント制度事務局 [国土交通省]

 

2⃣既存住宅を新たに購入・賃借する方のみが利用できる補助制度

住まいの安全安心・流通促進事業 [北九州市]

耐震性能がある(又は改修工事により耐震性能があることになる)既存住宅を相続、購入又は賃借して、新たに自らが居住するために実施するエコや子育て・高齢化対応に資するリフォーム工事に対して、その費用の一部を市が支援(補助)する制度です。※リフォーム工事に着手する(工事契約を行う)前に補助金交付申請を行い、市から補助金交付決定通知書を受領する必要があります。必ず工事着手の1ヶ月程度前までにご相談ください。

補助対象工事は…
下記の工事で「市内業者」が請負って行われるものが対象となります。
・エコ工事・・・断熱工事(開口部、屋根・天井、外壁、床)、浴室断熱を伴うユニットバス設置工事
・子育て・高齢化対応工事・・・バリアフリー化工事(段差解消、手すり設置)、ヒートショック対策工事(浴室暖房、床暖房)

補助額は…

建築時期 耐震診断 耐震性能 耐震改修 補助上限額(補助率)
S56.6以降建築

(マンション等を含む)

不要 あり 不要 30万円(1/6)

S56.5以前建築

(木造住宅)

必要 あり
なし 必要 30万円(1/6)

[+100万円※3][4/5]

 

詳しくは市ホームページをご覧下さい。→ 住まいの安全安心・流通促進事業 [空き家活用推進室]

 

 

3⃣若年世帯や子育て世帯のみが利用できる補助制度

既存住宅流通・多世代居住リノベーション推進事業 [福岡県]

若年世帯(配偶者との年齢の合計が80歳以下の世帯)や子育て世帯(同居者に18歳未満の者又は妊娠している者がいる世帯)が中古住宅を購入、または親世帯と近居または同居し生活するために必要な改修工事費用の一部を福岡県が支援(補助)する制度です。※工事着工の前に必ず申請を行い、交付決定の通知を受け取ってから着工してください。

補助対象工事は…
(1) 子育てリノベーション 【補助限度額30万円】
若年世帯または子育て世帯が、既存住宅を購入して、自ら居住するために実施する子育て対応改修工事。
※「住まいの健康診断(有料・補助制度あり)」を受診していただく必要があります。
(2) 近居・同居リノベーション 【補助限度額30万円+20万円】
若年世帯または子育て世帯が、既存住宅を購入して、自ら居住するために実施する子育て対応改修に加え、親世帯と近居または同居するために行う高齢化対応改修工事。
※「住まいの健康診断(有料・補助制度あり)」を受診していただく必要があります。
※親世帯による申請も可能です。
(3) 同居リノベーション 【補助限度額30万円】
若年世帯または子育て世帯が、親世帯の持家に対し、親世帯の住宅に同居するために行う子育て対応改修工事。
※親世帯による申請も可能です。

詳しくは下記ホームページをご覧下さい↓

既存住宅流通・多世代居住リノベーション推進事業について 福岡県(外部リンク)

住まいの健康診断について 一般財団法人 福岡県建築住宅センター(外部リンク)

 

4⃣要介護・要支援者や障害者のみが利用できる補助制度

①介護保険制度(住宅改修費の給付) [厚生労働省/北九州市]

介護保険の要介護認定または要支援認定を受けた人が、在宅での生活に支障がないように住宅を改修した場合に、改修費用の一部を保険から給付する制度です。(事前申請・事後申請あり)

介護保険の対象となる改修工事は…
手すり設置、段差の解消、滑り防止や移動円滑化のための床材変更、引き戸取替え、洋式便器取替え、その他前記工事に付帯して必要となる住宅改修。

詳しくは市ホームページをご覧下さい。→ 介護保険制度(住宅改修費の給付) [北九州市 保健福祉局 地域福祉部 介護保険課]

②すこやか住宅改造助成事業 [北九州市]

介護保険の要介護認定または要支援認定を受けた人、または障がいのある方で障害者手帳をお持ちの方が、在宅での生活に支障がないように住宅を改修した場合に、改修費用の一部を市が支援(補助)する制度です。(所得要件があります。)※申込みを受けた後、各区役所より、建築士、理学療法士などが身体や家の状況を調査に伺います。その結果を検討した上で助成の決定を行い、その後、工事を行うこととなります。

補助対象工事は…
(1)介護保険の対象となる工事
(2)介護保険の対象となる工事以外で、玄関、廊下、階段、洗面所、浴室、便所、台所、居室など、介護を必要とする人が利用する部分に関する改造工事で、市が必要と認める工事

詳しくは市ホームページをご覧下さい。→ すこやか住宅改造助成事業 [北九州市 保健福祉局 地域福祉部 長寿社会対策課]

 

 

ざっと市のホームページより抜粋してまとめてみましたが、補助制度の種類が多くて混乱しますね(;’∀’)

それぞれ条件も細かくありますが、満たしているのであれば少しでも補助を受けた方がいいですよね!

はじめにも書きましたが、補助金には毎年度限度額が設定されておりますので、リフォームを検討される際には、まずご相談されてみて下さい!

 

以上で~~~す☺